お知らせ
子どもの花粉症
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カテゴリー:コラム
花粉の飛散時期が近づいてきました。
大人でもつらい花粉症ですが、子どもの花粉症も年々増えてきています。
近年では低年齢で発症するお子さんも増えています。
特に幼児は症状を上手に伝えることが出来ません。
だから大人がサインを見逃さずに、気づいてあげれることも大事なのかもしれません。
花粉症の主な症状といえば、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみですが、
子どもの場合はくしゃみがあまり出ずに、鼻づまりが多い傾向にあります。
花粉症の鼻水は、大人の場合はサラサラした水のようなものが出ますが、
子どもの場合は粘っこい鼻水も出ます。それが鼻づまりの原因となり、
花粉が鼻に入らず、くしゃみが少ないのです。
だから風邪との判別が難しいです。鼻がムズムズするので、鼻をいじり過ぎて
鼻血を出すこともあります。
あと子どもの場合、目の症状も出やすく、頻繁に目をあたりをこすったり
、目の充血などもよく見られます。
もし下記のような症状があれば、花粉症のサインかもしれません。
●しょっちゅう鼻をすする。
●よく鼻を拭く。
●よく鼻をこする。
●口呼吸をしている。
●いびきをかく。
●目をかく。
子どもにとっても花粉症の症状はつらいものです。
鼻や目などのつらい症状によって、睡眠不足となり、集中力も低下して、昼間ボーっと
して元気がないなど、日常生活や学校生活に支障をきたす場合もあります。
また子どもの場合は、中耳炎、副鼻腔炎、扁桃肥大を併発することもあるので、
これらの症状にも気を付けましょう。