お知らせ
加齢性難聴とは
公開日:
カテゴリー:コラム
加齢性難聴とは、加齢が原因で聴力が低下する現象です。
聞こえは人とのコミュニケーションにおいて重要な役割を果たしています。
生活に影響を及ぼすだけでなく、うつ病や認知症を引き起こす可能性も秘めています。
根本的な治療法はありませんが、初期段階から補聴器などで使用して補うことで、ご自身のきこえの能力を最大限に引き出し、聴力が維持出来ることも期待できます。
以下のようなことはありませんか?
▢会話をしている時に聞き返すことがよくある。
▢後ろから呼びかけられると気が付かないことがある。
▢聞き間違いが多い。
▢見えない所からの車の接近に気づかない。
▢話し声が大きいと言われる。
▢集会や会議など数人の会話がうまく聞き取れない。
▢電子レンジなどの電子音やドアのチャイム音が聞こえにくい。
▢相手の言ったことを推測で判断することがある。
▢騒音の多い職場や大きくうるさい音のする場所で過ごすことが多い。
▢家族にテレビやラジオの音量が大きいと言われることがよくある。
0~2個:実生活で問題があれば、耳鼻咽喉科(補聴器相談医)に受診して、耳の検査をされる事を
おすすめします。
3~4個:一度 耳鼻咽喉科(補聴器相談医)に相談してみましょう。
5個~ :出来るだけ早く耳鼻咽喉科(補聴器相談医)を受診されることをおすすめします。
聞こえは、人とのコミュニケーションにおいて重要な役割を果たしています。話し声が聞こえない状態をそのままにしていると、コミュニケーションが取れず、孤独感に陥ったり、自宅に引きこもったりする原因になる場合もあります。
さらに背後から近づいてくる車の音が聞こえない、災害時の緊急警報がうまく聞き取れないなど、命に関わる危険を伴うこともあります。最近では、難聴を放置することによって、脳の認知機能の低下し、認知症になりやすくなるという研究結果も出ています。
もし聞こえが気になったら、一度 聴力検査を受けて、ご自身の聴力を知ることも大事なことかもしれません。